解剖学に魅せられて

19年前、私が初めてカラダの学びをしていた時に、スクールのカリキュラムとして解剖学と生理学が入っていたのですが、解剖学や生理学は紙の上の話でした。

 

骨の名前を書きましょう!とか、筋肉の名称を覚えましょう!というようなテストがあって、必死になって紙の上の平面の形と漢字(笑)を覚えました。

 

これってただの暗記で、通り道とか、どのように合致しているとか、筋肉のつながりとか全く分からないから、頭の中で動かないし、何よりも肉体と直結していなくって、全くおもしろいと思えなかった。

 

その後、本当にたくさんのボディケアテクニックを学び、技術はできるけど、自分がやっているテクニックの本質を全く分からないままにテクニックだけがあった。

 

それがいつしか「上面の私」っていう思いとなり、かなり長いことそんな自分に苦しんだ。

 

そんな自分に足りないものは、体の内側で何が起きてて、だから今がこうなってて、こうしたから、こうなる!という内部の理解なんじゃないかと思った。

 

そこで、自分なりに解剖学の本とか買って読むんだけど、やっぱりそこも平面の情報で、なんだかよく分からないし、眠くなっちゃう。

 

 

そんな時に、ロルファーの方が主宰する解剖学講座をたまたま見つけて、即参加を決めました。

 

参加すると、紙粘土で骨を作ってみたり、筋肉をラバーなやビニールテープを使って3Dで触って、動いたりする講座で、解剖学が初めて肉体と繋がったのです。

 

講座後に忘れてしまわないように、自分の体を動かす日々。

 

解剖学と肉体が一体となったら、触れ方が変わり、いつの間にか自分オリジナルのテクニックを作れるようになっていました。

 

そのとき誕生したのが黒須明美オリジナルのテクニック【神様の設計図】の原型。もう10年くらい前の話です。

 

その頃、ブログもfacebookもやってなくて、リラクゼーション&ビューティーのお客様の中では広めることができませんでした。

 

神様が居るか居ないかはさて置き、肉体は知れば知るほど完璧で、この凹みは筋肉が通るための凹みなのね!!とか、本当に無駄がないのに複雑。そして感動的。

 

設計図を理解し動いたとき、途轍もなく強く、しなやかで、美しいラインが姿を表す仕組み。

 

それはもうちょっと感動するくらい瞬間的に起こり、驚きと、楽しさと、喜びを同時に感じます。

 

 今でも解剖学の本はとても読みにくく、読めてもただ文字を通過しただけになりがちな私。

 

こんなブログを誰が見たいと思うかとかそんなのは関係なしに、私なりに一つ一つを丁寧に観察していき、それを残していきたいと思います。

 

次回からは実際にいろんな部位の名称とかを観察していきたいと思います。

 

記念すべき第1弾の骨は、今一番興味があり1回目に相応しい体の要である仙骨です。

 

そのために今日は紙粘土で仙骨を作りました。前に作ったものより立体のイメージができてきているので、なかなか良い出来だと思います。